宮川えりか研究室 国際基督教大学教養学部

子育て世帯
リカバリー経験
関する研究

仕事のストレスや疲れから心身を回復させるためには,仕事以外の「余暇時間」を上手に活用することが重要だと言われています。近年の研究で注目されているのが「リカバリー経験」と呼ばれる考え方です。 リカバリー経験とは,仕事で消費した心のエネルギーを,余暇時間の中で回復させるための活動のことを指します。仕事のことを忘れてのんびり過ごしたり,自分の好きなことに取り組んだりすることで,心身の健康や仕事への意欲が高まると言われています。
しかし誰もが同じようにリカバリーできるとは限りません。特に育児をしながら働く親など,自由に使える時間が限られている方々にとって,どのようにすれば効率的にリカバリーできるのかを解明していくことは重要な課題です。これまでの研究では主に「働き方を工夫する」ことで休み方を向上することに着目されてきましたが,そのような研究の中では「家庭の状況」は十分に考慮されてきませんでした。
そこで本プロジェクトでは,労働者の「家庭の状況」にも着目して,どのような工夫をすることでリカバリー経験を高めることができるのかを検証していきます。

インタビュー調査
ご協力のお願い

このインタビュー調査は,日頃のお仕事や家庭での生活と休み方の関連について調査するために実施します。つきましては,本調査にご協力いただける方を募集しております。ご関心がございましたら,ぜひ以下の調査票から必要事項を回答してください。皆様のご参加をお待ちしております。

調査期間 2025年7月〜11月
所要時間 70〜90分程度
場所 Zoomを用いてオンライン上で実施
対象者の条件 以下のすべての条件に該当される方が対象です。
・20歳〜59歳の⽅
・未就学児の第⼀⼦のお⼦様がいらっしゃる⽅
・ご夫婦ともに正社員フルタイム勤務(週35時間以上)の⽅
・ご夫婦ともに初婚の⽅
・ご夫婦で調査にご協⼒いただける⽅(面接調査はお一人ずつ別々に行います。)
謝礼 Amazonギフト券5,000円(ご夫婦で参加された場合)
※お一人での参加の場合は1,000円相当

調査参加の流れ

注意事項

研究の手続き上,参加意思を表明した方すべてにインタビュー調査を実施するとは限りません。
あらかじめご了承ください。

研究成果

研究が終了しましたら、
こちらで研究成果をご報告します。